表面筋電図を用いた歩行評価

~運動単位の振る舞いを可視化し、臨床でみえる世界を変える~

日時:2018年6月16日(土) 14時00分〜19時00分

      6月17日(日)       9時00分〜16時00分

講師:加藤浩 先生(九州看護福祉大学)

   先生のご略歴はこちらから

会場:元気ジム 蕨

受講費:20,000円

定員:20名

参加条件:マイクロソフト社の表計算ソフトEXCEL2003以上がインストールされているwindowsノートパソコンを持参できる方

*本コースなどの参加履歴は問いません。上記お持ちいただけれる方はどなたでも参加いただけます。

申込;下記、申込フォームよりお申し込み下さい 

内容

 一つの脊髄前角細胞がつかむ複数の筋線維群。これを運動単位(motor unit)と呼びます。

 どの前角細胞が発火するのかで、収縮する筋とその強度や速さが決定づけられます。

 私たち臨床家はクライアントへの刺激(感覚入力)を操って、動員される運動単位を合理化していくことで良好な運動生成を目指します。

 例えば、動歩行を実現するための慣性力の生成には瞬間的な速筋線維(大きなサイズの前角細胞がこれをつかみます)の動員が必要です。このことについては脳卒中後遺症の方であっても、呼吸障害の方であっても共通原理ですが、これはMMTの計測では計り知れないものです。

 しかし表面筋電図(EMG)を用いることで、可能となります。

   表面筋電図(EMG)とは筋が収縮する際に発生する(骨格筋筋線維に発生する)微弱な活動電位を電気的信号として抽出・記録したものであり、運動単位の活動状態を総合的にとらえたものです。

 本セミナーでは、EMGを学ぶ上で必要となる解剖学的、生理学的側面からの座学と実際に模擬データを使用した歩行動作時の表面筋電図解析についてEXCELを用いて、整流処理、積分処理、正規化処理を行い、横軸を歩行周期(%)、縦軸を%IEMG(%)としたグラフを作成するまでの過程を学んで頂きます。さらに模擬データの結果を統合・解釈し、そこから考えられる運動機能の障害構造を臨床的に推論していただく予定です。
 EMGを基礎からじっくり勉強することを通して、筋活動の神経生理と運動の構造力学を統合してみませんか。EMGの解析から脊髄前角細胞の活動に思いをはせてみませんか。

 ご自分の施設にEMGがあるかどうかは関係ありません。動作とEMGの観察から脊髄前角細胞のダイナミクスを思い描くことで、動作観察時に診える世界が大きくかわります。

 舟波真一・山岸茂則も参加いたしますので、一緒に脊髄前角細胞のダイナミクスにふれましょう。

 もちろん「筋電図を用いて研究したい」という方のご参加も大歓迎です。

 

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