【履歴】

昭和632月  青森県八戸市生まれ

平成184月  東北メディカル学院理学療法学科入学

平成223月  東北メディカル学院理学療法学科卒業

平成224月  岩手県内総合病院入職

平成243月  岩手県内総合病院退職

平成244月  八戸平和病院入職

 現在に至る

 

BiNIに出会ったきっかけ】

 「運動連鎖について学びたい」という単純な想いでABコースを受講したのがはじまりでした。いざ受講してみると、運動連鎖だけでは簡単に語ることのできない身体の法則性や全く新しい運動生成理論に魅力を感じ、本コースのコンプリートを決意しました。

 本コースのコンプリート後は学んだテクニック等のおかげでセラピストとしての引き出しが増え、積極的に治療介入にBiNIアプローチを取り入れるようになっていました。しかしその時はセラピストとしての未熟さもあり、BiNIアプローチについて「変わる患者様もいれば、変わらない患者様もいるな…」「本当にこれをやり続けて患者様に変化が起こるのだろうか…」などと考えながら日々の臨床を行っていました。

 平成272月、既に認定セラピストとして活動していた秋田谷氏との出会いがありました。彼の介入でパフォーマンスが大きく変化する患者様を目の当たりにし非常に大きな衝撃・感銘を受けます。「本当にBiNIアプローチで患者様が良くなるんだ」と感じたのと同時に、本コースを終了しただけで満足し、BiNIアプローチのことを深く理解しようとせず、何となくの引き出しとして特にしっかりと練習もしないままテクニックを使っていた自分を恥じました。自分も大きな変化を起こせるようになりたい、そう強く感じさせてくれたこの2度目のBiNIとの出会いをきっかけに認定セラピスト取得を決意、現在に至ります。

 

BiNIの経歴】

平成255月 A.統合的運動生成の概念とその理解に必要なバイオメカニクス・運動器連結

平成256月 B.統合的運動生成概念の理解に必要な神経システム・左右特異性

平成259月 C.症例をとおしたBiNIアプローチの概要と動作分析

平成262月 D.触診とMobilityの治療

平成263月 E.触診とStabilityの治療

        H.OA実践編

平成264月 F.誘導と動作における統合

平成269月 O.アメリカ足病医学バイオメカニクスに基づくオーソティック運動生成アプローチSCENE1

平成275月 O.アメリカ足病医学バイオメカニクスに基づくオーソティック運動生成アプローチSCENE2

平成275月 GROWING

平成275月 O.アメリカ足病医学バイオメカニクスに基づくオーソティック運動生成アプローチSCENE3

平成276月 M.眼球運動・視覚と運動生成

平成277月 G.脳卒中実践編

平成279月 FLOWERING

平成2712月 J.足部テクニック

平成2712月 K.相同性を用いた足部・手部へのアプローチ

平成281月 I.COPD実践編

平成282月 N.BiNIの原理に基づく脊柱の評価と感覚入力

平成286月 BiNIの原理に基づく教師あり学習

平成292月 Q.BiNIの原理に基づく肩関節の評価と感覚入力

平成294月 認定セラピスト試験合格

 

【これからの抱負】

 過去の私のように、BiNIのセミナーを受講したけれど上手く活用できていない人や半信半疑のままとりあえず習ったテクニックを使っている人がまだまだ大勢いるのかもしれません。私自身がBiNIを「できなかった・本気でやっていなかった人間」であったので、同じ部分でつまずき・悩んでいる方々に「『元』できなかった・本気でやっていなかった人間」の立場から「変える(=決して強制的ではなく良好な運動生成に導く)」ことのできるアプローチだと認識してもらえるような活動ができたら良いと考えています。

 そのために、まずは日々の臨床でしっかりと患者様と向き合い、自己の技術の研鑽を積むことでBiNIの作り出すフィールドの中に還元する準備をしっかりと進めていきたいと思います。